『三輪明神 志るしの杉玉』飾りました!

株式会社利休蔵 代表取締役 加藤堅が、1124日(大安日)に

三輪明神 大神神社より拝受した「志るしの杉玉」を飾りました。

おかげさまで本年も無事に美味しい新酒ができました!

今後も皆様に美味しいお酒をお届けできるよう頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

【杉玉の由来】

杉玉の飾りは元々、奈良県にあるお酒の神様を祭る大神神社(おおみわじんじゃ)の文化だったといわれています。

大神神社では、毎年1114日になると「おいしいお酒ができるように」という願いを込めて杉玉を飾ってきました。

その風習が江戸時代の初期頃から全国の酒蔵に広がりました。

また、杉は大神神社がある三輪山に多く自生する木で、三輪山の杉は聖なるものとされているため、杉を使った杉玉ができたとされています。

古くから、日本伝統のお酒として親しまれてきた日本酒は、日本原産の杉と密接な関係があります。

例えば、日本酒の醸造過程において、日本酒の元となる麹造りに使用する「麹蓋」は、杉の板で作られています。
また、現在では日本酒の仕込み、貯蔵の際には金属製のタンクを使用するのが一般的ですが、以前は杉材で作られた木桶を使用していました。

酒母や醪(もろみ)を混ぜるために使われた櫂(かい)や櫂棒も、杉材で作られていました。